トリスタン、カンテーレ

トリスタン

トリスタンを科学する

↓今週は、夏の着物と夏の帯を虫干し。そよそよ風に揺られて、嬉しそう~

※日本語が流暢な外国人でも、擬音語、擬声語、擬態語、擬容語、擬情語は非常に難しいとのこと。すると、ワーグナーの作品も又、極めて難度が高いことでしょう。

※例えば、消化器内科にて「お腹がゴロゴロします」と眼科にて「目がゴロゴロします」は共に「ゴロゴロ」と言葉で説明しつつ、其々の持つ痛みやニュアンスは異なる。

派手に引いた風邪、まる1週間スポーツ・クラブへ行けず、朝昼晩と薬を服用。耳鼻咽喉科へ行く内容の症状ゆえ、後1ヶ月ずれていたら「トリスタン」はロクに耳に入らないどころか、下手したら気温と熱気に包まれた硬い椅子に座り続けることは困難となり、改めて「事前に体調を崩すタイミングの良さ」に喜んでいる(?)

全ての予定をキャンセルした週末は、久し振りに予習らしき予習をと『帝国のオペラ』を読むことに。又、急遽ステージに登板したピアニストの解釈を感じ取れなかった2016年11月公演の作品「ベートーヴェン作曲『皇帝』」を久し振りに聴いている。CDと共に写っているのは、夏らしい帯揚げ&帯締め。Mr盤ではないので、華やかさに欠けるけれど季節感あり。

思い切って、耳の体操をせずに本番を迎えた方が新鮮かもしれない。未だに、最初から最後まで、「トリスタンとイゾルデ」CD3枚は通しで聴いていない。実演に接した回数は、勿論ゼロ回。鑑賞する回数を増やすことは努力次第で更新することは出来るが、鑑賞経験ゼロに戻すことは不可能。だからこそ、「0回に拘る」と言ったら大袈裟か(笑)間違えても本人に言わないけれど、自分自身が望み、考え、意志を持って行動することは彼にとって無害でしょう。それに、人の気持ちは永遠に同じとは限らず、10年後、20年後、30年後、分かりません。今こそ傾けられる情熱を大切にしよう。もしかしたら、バイロイトで燃えて燃えて独り火を吹くかも

不確定性理論では説明しきれないトリスタンの謎

暑い毎日が続きますが、

今日はそんな夏にピッタリな切手ブローチをご紹介します!

「トリスタンダクーニャ」という国をご存じですか?

トリスタンダクーニャは、

南大西洋に浮かぶ火山諸島の中の島のひとつです。

トリスタンダクーニャ島と言い、

それ以外の島は無人島です。

出典

大きさは98?。

伊豆大島と同じくらいの大きさなのだそう。

1816年にイギリスが正式に併合してから

イギリス領となりました。

驚くことにこの島、

一番近い有人の陸地まで2429㎞。

島へ行く唯一の方法である船が出航している港、

南アフリカのケープタウンまでは2805㎞。

そこから船で1週間かかるそうです

絶海の孤島トリスタンダクーニャとして

メディアにも多く取り上げられているので

ご存じの方も多いかもしれませんね。

この国(島)について調べていくと

とにかく興味は尽きません。

人口は260人ほどで

島のわずかな平地に集落を成し暮らしている。

島民の生活はほぼ完全自給。

農地等が平等に与えられ貧富の差もなく、

社会主義的な暮らしをしている。

ホテル、観光、レストラン、空港など一切無し。

携帯電話や広告も無し。

犯罪がなくみな安全に暮らせる。

島民は愛島精神が強く、

火山活動で本国(イギリス)に避難した際も

ほとんどの島民が帰還を希望した。

・・・こんな環境で育ったら、

どうなのだろう・・・

ある意味無菌室状態と言えるのかも?

だからこそ、一度世間に出ても

また帰りたいという

郷愁の想いは強くなるかもしれませんね

そしてトリスタンダクーニャでは

切手は国の大事な産業のひとつなのだそう。

最初の切手は1952年に発行されました。

その後切手は、

この孤島の生活様式を知る

貴重な情報源ともなったそうです

今回使用したトリスタンダクーニャの切手は

ヒトデとウニがモチーフとなったもの

ともすると

ちょっとグロテスクになりがちな

上記海洋生物も、

水彩画タッチで美しく描かれています・・・

2001年発行の4種です。

イギリス領の証、エリザベス女王の肖像が入っていますね

切手デザインに合わせて、ホワイト×カラーのタッセルを飾りました♪

こちらは「ニチリンヒトデ」。

腕が8~10本ほどあり、日輪のようなのでこの名前が付いたのだとか

こちらはよくみる「ヒトデ」ですね

オレンジ色が綺麗

こちらは「ゴカクヒトデ」。

五画あるからでしょうね~

ゴカクを「合格」に因んで受験の縁起物ともなっているそうですよ。

そして最後は「ウニ」です

ウニも美しい・・・

赤褐色で「赤ウニ」だと思われます。

水彩の濃淡と、

黒い女王の肖像がポイントとなり、

シックな雰囲気に仕上がりました。

ざっくりとした素材のバッグや

麻や綿素材のジャケットのワンポイントに

いかがでしょうか

  ぜひ、切手ブローチを見にいらしてください

       【h.february's GALLERY】

       【h.february】

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