無能な非コミュがひよこをダメにする
もし旅行でオーストラリアに行って、現地の人に「Look at the kangaroo with a joey!」と言われたら何を見ますか?
もちろん、カンガルーですよね。どんなカンガルーか分かりますか?
「喜んでいるカンガルー」
ではありません。「joey」は「joy」と発音が似ているので聞き取りが難しいのですが、「y」の前に小さい「ゥ」のような音が入るのが「joey」です。
「ジョーイと一緒にいるカンガルー」
でもありません。昔アメリカのドラマ『フレンズ』に「ジョーイ」という男性が出て来ましたが、突然「Joey」と言われても誰の事か分かりませんよね。
どちらにしても「a」は入りません。
答えは「赤ちゃん(子供)と一緒のカンガルー」です。赤ちゃんがお母さんのポケットに入っているのかもしれませんね。このように、英語では動物が小さい頃の呼び名が異なる場合があります。知らないと思わぬ勘違いをしてしまう事もあるので、ぜひ覚えておいて下さいね。
・puppy(子犬)
・kitten(子猫)
・bunny(子うさぎ、(大人のうさぎに対しても)うさちゃん)
・chick(ひよこ)
・piglet(子豚)
・lamb(子羊)
・duckling(アヒルの子、子ガモ)
・fawn(小鹿)
・cub(子ライオン、小熊、子ぎつね)
・joey(カンガルーの子、コアラの子)
他にもまだまだありますし、他の動物の赤ちゃん(子供)をここに挙げた呼び名で呼ぶこともありますが、とりあえずこれだけは押さえておきましょう。特に呼び名が決まっていないものなどは「baby monkey」(さるの赤ちゃん)のように表現します。これは簡単ですね。
ひよこを極めた男
これは野球チームの練習に体験参加してみて気が付いたことなのですが、、、
やはり少年野球の練習というのはスキル練がメインなんだなと。
ランバイクの練習は、もちろんランバイク走行がメイン。
これはスキル練であると同時に、筋力トレでもあり体幹トレでもあり心肺トレでもあります。
しかし少年野球の練習は、例えばノックの順番をずっと待って、1球さばいてからまた順番待ち。
ティーバッティングやトスバッティングの順番を待って、何球か打って終わったらまた順番待ち。
というように、特に大所帯のチームではとにかく順番待ちの時間が長い。
これは野球が「バッターが打った後の数秒間にプレーが集約される」という、他の団体球技とは違った特性を持っていることからきているのだと思います。
サッカーやバスケは、ピッチやコートに入ればとにかく走り回りますので、スキル練だけでなく体力トレにもなります。
野球はとにかく立っている時間が長いのと、グローブやバットという特殊な道具を使いこなす必要があるため、どうしてもスキル練がメインになってしまうのですね。
野球チームに入ると、平日の夜にレッスンがあるスポーツなんかとは違って、土日が完全にチームの予定で埋まってしまいます。つまり野球スキル練が運動のほとんどになってしまい、体力トレをやる時間が無くなってしまいます。
もちろん土日平日フル活動の超強豪チームだと陸トレ体力トレもバッチリなのでしょうが、毎週土曜学校で勉強ノルマも結構ハードなトミーはそのようなチームに入ることはできません。
また野球チームの各学年の構成人数を見ると、各チームとも1年生2年生は少数で、3年生から一気に人数が増えます。3年生から野球を始めるご家庭が多いということですね。
これは野球というスポーツの「必要最低スキル」の高さからきている現象ではと考えます。
他の球技と比べて、ボールが小さく、バットとグローブという2つの道具を使いこなすスキルが要求され、またルール的にも試合成立のためにはアウトを21個(少年野球は7イニング制)取るスキルが要求されます。
例えばサッカーだと、未就学児でも試合を成立させることができます。
技術の巧拙は別にして、試合時間中点を取りあい、試合時間が終了すれば成立です。
もちろんサッカーのスキルは大変奥深いものではあるのですが、試合成立のための「必要最低スキル」は未就学児で獲得可能ということです。
野球だと、まず小学校低学年だとストライクが入りません。少年野球のストライクゾーンはものすごく狭いです(^_^;)
そしてフライを捕ったり、内野ゴロを1塁に送球してアウトにするには高いスキルが要求されます。
少年野球で試合が成立する必要最低スキルを発揮できるのは、小学3年生からではないでしょうか。
だからこそ3年生になってから少年野球チームに入る人が多いのだと思います。
なので少年野球チームでは、1年生2年生は全体練習から隔離され、いわゆる「ひよこ組」的な感じで基礎動作の練習をすることが多いようです。
そして必要最低スキルを身に着けることができた選手が、全体練習に参加できるようになるというシステムになっていることが多い印象。
さてこの状況において、現在のトミーの7歳(小学2年生)という年齢を考えると、ここで野球チームに入ってスキル練習に特化すべきなのか、それともいろんな運動をしてベースとなる体作りをすべきなのか悩むところです。
以前ランバイク保護者対象に開かれたジュニアアスリート育成講座にて、小俣よしのぶ先生に「球技に専門特化するのは中学生から」と教えていただきました。とにかく小さいうちは小手先の競技スキルよりも全般的な運動スキルを身に着けるべしということでした。
トミーが今やっているのは、野球の父子練習、ランバイク練習、その他の運動。
野球も父子練だと待ち時間ないため、まずまず体力使っています。
ランバイク練習は体力トレ、体幹トレ、心肺トレとしてとても有効だと考えてます。
その他の運動としては、スイミングや陸上っぽいことやアスレチックなど。
それが野球チームに入ってしまうと、土日は野球スキル練のみになってしまうのですね。
トミーの野球へのモチベーションを考えると、早くチームに入れてあげたいところ。
スポーツに仲間の存在は重要ですし、実際にプレーしないとルールを覚えられません。
しかし小学校3年生から始めるのが一般的な競技に早期参加して、運動がそれのみになってしまうのも心配。
トップライダーの皆さんと比べるとアカンタレですが、トミーなりにランバイクで培ってきた体力とかハードな練習に耐える力とかが失われてしまうのはもったいないような気もします。
そんなことを考えて、野球チーム入団をずるずる先延ばしにしているのが現状であります(^_^;)
そして野球チーム入団を先延ばしにしているのにはもう一つ理由があって、それが4スタンス理論にまつわることなのです。
つづく
野球父子練習イメージ(笑)