トリスタン 生活ごこちを、カタチにします。
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
毎年、夏に開催されている、ザルツブルク音楽祭。
今年も、すでに始まっている。
毎度ながら、聴いてみたい演奏会が目白押しだが、中でもテオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナによる、モーツァルトの最後のオペラ「ティート帝の慈悲」の演奏は、ぜひ聴いてみたかった。
そのラジオ放送音源が、下記のサイトにアップされていたのだったが…。
なんと、今では聴けなくなっているようである。
つい昨日は聴けていたのだが…。
ぜひ復活してほしい。
昨日聴いた感じでは(途中までしか聴かなかったのだが)、いつものクルレンツィスらしく、かなりのハイテンポで生き生きとしており、まさに「才気煥発」という言葉をそのまま音楽にしたような演奏。
それでいて、リュートか何かを使用しているのか、鄙びた音色も聴かれ、まろやかな味にも事欠かない。
そしていつもながら、レチタティーヴォでは溌剌としたフォルテピアノが大活躍、アリアでは精緻な歌唱が聴かれた。
今聴けないのは、一時的な不具合だろうか。
バイロイト音楽祭でのティーレマン指揮「トリスタンとイゾルデ」の音源などは、まだ聴けるようなのだが…。
ぜひ復活を!
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