何を信じたらいいか、分からない?みんな、そうさ南こうせつ
1974年のアルバムということで・・・
ほぼ同時期に出たアルバムでは、Eric Claptonの461 Ocean Boulevard、Bad Companyのファースト、BTOのNot Fragile等があり、またそれらについても・・・また、と思っています。
2014年9月の投稿をそのように締めて、3年を経て、BTOのことを思い出したわけで・・・
やはり続けなければ・・・
そう、あまりにもセンセーショナルに登場したのが・・・
Bad Companyです。
1974年、まだ洋楽を聴き始めて間もない頃ですが・・・大物ミュージシャンが集まった凄いロック・バンドが登場した
それが、Bad Company
All Right NowのFreeのPaul RodgersとSimon Kirke
Mott The HoopleのMick Ralphs
そしてKing CrimsonのIslamdsの中心メンバーだったBoz Burrellの4人
ほぼ解散状態だったFreeが変身して巨大化した
とも言えるでしょう。
とにかくデビュー曲Can't Get Enough
カウントから始まるキャッチーなこのナンバーにノックアウトされました。
この勢いで、デビュー・アルバムは全米No.1
あのシンプルなジャケットもトレード・マークに
インパクトが強かったですね。
アルバムを購入したのは少し後なのですが・・・
針を下ろして、あのカウントから、パワフルなCan't Get Enough
シンプルな曲ながら、あの衝撃は忘れられないでしょう。
まるでロックのお手本曲といったRock Steadyが続き、Mick RalphsのMott The Hoople時代のナンバー、Ready For Love
カバーにも関わらずすっかりPaul Rodgersの歌に
Beatlesとは同名異曲のDon't Let Me DownでA面終わり・・・
B面に移って、西部劇のテーマ曲を思わせるBad Companyからスタート
Paulの熱唱のThe Way I Choose
ストレートなロックン・ロール、Movin' On
最後はアコースティックなSeagullで締められ・・・本当にストレートなロック・アルバムでした。
日本でも、Can't Get Enoughがガンガンかかり、当時人気急上昇だったQueenと人気を二分
そんなことを言われていた頃に・・・
なんと来日決定
しかも日本武道館で1回だけ
1975年3月3日と思います。
勿論、名古屋の中学生だった自分など行くことは考えられませんが・・・
この時の騒ぎは覚えています。
確か南こうせつさんだったか、ラジオ番組で行ってきたと話されていたと思います。
Bad CompanyはPaul Rodgersが当時、日本人の奥さんと結婚されていたり、またその関係で日本のテレビ番組「夜明けの刑事」の挿入歌を歌っていたり・・・
またMick Ralphsは日本のグレコのオリジナル・ギターを弾いていたりで、日本に縁の深いバンドと思ったのですが・・・
その後来日公演はありませんでした。・・・
2010年10月、35年ぶりに行った来日公演
直前にMick Ralphsが病気で、彼抜きでのライヴとなりましたが・・・
やはりPaul Rodgersのソロでない、Bad Companyとしてのライヴだったので行ってよかったです。
(2010年10月の日記です・・・)
Bad Companyは1982年までに6枚のアルバムを発表
Paul Rodgersに変わってBrian Howeを加えて再結成した1986年以降に発表したアルバムもそれなりの成功を収めますが・・・
やはりこのデビュー・アルバムの衝撃
これは絶対的なものでしょう。
余談ですが、Can't Get Enough
バンドを始めた当初のコピーする候補によく上がる曲です。
これもまさにシンプルでキャッチーな曲のため、最初の部分は良いのですが・・・
最初のギター・ソロ以降は、同じリフの繰り返し・・・
それで中だるみしてしまい、皆さん断念するのですよ。(笑)
そう、この曲はBad Companyだけのものなのですね。
南こうせつ大好き!
やっぱり思いました。