慎吾をお探しですか?おひとり様ごあんな~い♪
慎吾 世界においしいしあわせを
連日、熱戦が繰り広げられている世界陸上ロンドン大会。
仕事を終えて深夜に帰ってくると、ちょうど放送が始まります。
そして、寝ている間に試合が進み、朝起きるとええ具合で目玉のレースを迎えます。
まぁ、最後まで見ることなく仕事へ出発ですけどね。
そんな世界陸上で日本人ファイナリストが誕生しました。
男子200mのサニブラウン選手が決勝進出。
史上最年少のファイナリストであり、注目が集まっています。
彼が決勝進出を果たしたニュースには「14年ぶり」と書かれますが、14年前に決勝に残った日本人スプリンターがいました。
その名は、末續慎吾。
現在37歳。
今も現役で陸上競技の選手をしておられます。
なんと、今年の日本選手権にも出場し、サニブラウン選手と200m予選で同組、しかも隣のレーン。
日本男子短距離界のレジェンドと言われる末續選手と、新星サニブラウン選手が一緒に走るという歴史的な光景が広がりました。
この日本選手権を見ていた人には、末續選手が遅く見えたかもしれません。
「かけっこが好きなおじさん」という感じでしたが
14年前の2003年世界陸上パリ大会では200mで3位に入賞したすさまじい選手なんです。
「この時点で末續のトルソーは前に出ているように見えます!」でお馴染みの決勝。
高校2年生でバリバリの陸上選手だった僕にとって末續選手の3位入賞は大きな衝撃を受ける出来事でした。
この走りに勇気をもらい、種目は違いましたが強気なレースができるようになりましたからね。
影響力は凄まじかったです。
当時の末續選手は日本では敵なしの強さを誇り、世界陸上でもメダルが狙える位置にいる選手でした。
一次予選、二次予選、準決勝では余力を残した走りで他を圧倒し、決勝では海外の名だたるスプリンターと互角に渡り合いました。
今回、サニブラウン選手は90m付近で脚を傷めたようで、後半は遅れてしまいましたが、前半の加速力は相当なものでした。
まだ18歳。
粗削りな部分が多いですが、今後間違いなく日本の陸上競技界をけん引する選手になるでしょう。
今はしっかり休んで、今回の経験を今後に生かしてもらいたいですね!