伝統文様である『笹っ葉』と『八角籠目』を取り入れたタンブラーで、曲線と直線の組み合わせが見事なデザインです。
洋とも感じるようなデザインで、食卓に並ぶとついつい目が向くような素敵なタンブラーです。
(文様紹介)
八角籠目とは、切子のデザインが竹籠の八角形の編目と似ているという事から名付けられました。四角籠目や六角籠目に比べると八角形という事でラインが多く、繊細なデザインを見る事ができます。
【江戸切子 伝統工芸士・篠崎英明 作 ペアタンブラー】
最後にご紹介するのが、伝統工芸士である篠崎英明氏が手掛けたタンブラーです。江戸切子のなかでも、最も難しい文様と言われている『菊つなぎ』を取り入れています。難しいからこそ、職人の技の力が際立つ文様。
そこに可愛らしい花のデザインと繊細なデザインの組み合わせを存分に堪能できるタンブラーで、一味違う江戸切子を求めている方には、特におすすめなタンブラーです。
(文様紹介)
菊つなぎとは、とても細やかな交差の連続したラインが、菊の花が連なっているかのような様子を思わせてくれるデザインです。
(篠崎英明氏)
英明氏の父である清一氏の技と切子道具に対してのこだわりを受け継ぎ、新しい視点と感性をもって現代のニーズに合わせた、独自の江戸切子を作られている伝統工芸士です。
篠崎氏のデザインは、独奏的でありながら繊細さを併せ持つ江戸切子として展開されており、このタンブラー以外にもロックグラスや冷酒杯などの商品も作られています。気になった方はご覧になってみてください。
以上、江戸切子のタンブラーのご紹介でした。木箱に入って贈られるのでより高級感を感じる事ができるギフトとなる事でしょう。
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