ソニックマニア 百年、貯めたっていい。
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悩みに悩んだ洋楽編、発表していきまーーーーす(テンションが妙)先に言っておくと長いです(笑)
1. Sam Smith 「In The Lonely Hour」
これですよ、初っ端から輸入盤・・笑
なぜこれをトップに選んだか。ズバリ、今知ってほしいアーティストだからです。
もちろん大好きなアルバムというのは大前提として、
2月のグラミー賞の結果が出たら、貴方はテレビやラジオでもこの名前と曲をバンバン耳にする事でしょう。確実に。
でも、話題になるから聴いてほしいんじゃありません。
サム・スミス、今知っておいてほしいから輸入盤ですが、あえて1位に選びました。
知っている方は「今更ですか・・?」かもしれませんが、今年わたしは悟りました。
しつこいくらい口を酸っぱくしないと、洋楽はどんどん聴かれなくなっていくと!
悲しいけど、これが現実。
元々の洋楽ファン以外にも届くように書きますので、ご理解いただけると幸いです。
彼はイギリス出身の22歳のシンガー。甘くソウルフルな美声はスペシャル。誰の心にも届く曲のポップさも魅力です。
彼はゲイであることをカミングアウトしています。
アルバムを通して歌われるのは、報われない愛、孤独。でもマイノリティな内容でなく、すごく普遍的。
グラミー賞でいくつの賞に選ばれるかも、今から楽しみだな。
今回のグラミーはサム・スミスイヤー、これは間違いないでしょう!
2. Basement Jaxx 「Junto(フント)」
クロスビートでは、これを今年の1枚に挙げたんですけどね笑
世間への浸透の仕方にはちょっと差はあるけど、去年のダフトパンクにあたる作品がこれだと思う。個人的には。
音楽家の純粋な音楽愛に助けられた1年でした。インタビューしたBasement Jaxxも、Blonde Red Headも、流行がどうとか業界がどうじゃなくて、そんなこと気にせず届けたいものを作るしか無いからねって話していたのよ。外野を気にするなって、それに勇気をもらってた。
そんな訳で、日本の風営法のダンス規制を風刺しているかのようなこちらのビデオをどうぞ。(大好き!)
インタビュー中に涙が出そうになって堪えたのも初めて。
3. Temples 「Sun Structures (サン・ストラクチャーズ)」
これもよく聴いたなー。新世代というのを実感するバンド。
サイケデリックでポップでキャッチーで、ルックスも抜群に良くてグラムな感じもあり、バンドの醍醐味が詰まってる!
だけど、ひと昔前とはサイケの解釈だったり自覚が全然違うことがバンドへのインタビューで明確に。
サイケはただの音楽的な要素の一個だし、僕たちはサイケバンドじゃないよーと言い切る。
まるでyou-tubeで魅力的な音楽から音楽へと飛び移るような、この現代感。
次の作品では全く違う音楽をやってたりして?予想がつかない分、楽しみも大きい。
だってこの若さで、年長者も魅了する曲が書けるんだから!
メンバーに会ったのは2013年の11月。
ベースのトーマスくん(左)はまるで宝塚の王子様のようでした・・キレイなお顔!
ボーカルのジェームスくんも見惚れるほど美しいので、気になるお姉様は画像ググってみて!
彫刻かよ!って思わず突っ込んじゃう。
これまではメロウゴールドとかオディレイとか、ベックのローファイ、オルタナ路線万歳!な私でしたが、このフォーキーな美しいアルバムにやられまくってベックを掘り下げた今年前半。
病気からの復帰作ということで内省的ながらも、生命の輝きに溢れた感動的な作品です。
欲を言えば、今年来日してくれると思ってたよー!観たかったよー!
5. Lorde 「Pure Heroine(ピュア・ヒロイン)」
海外だと去年ブレイクした印象のロードちゃんですが、日本だと今年広まったかな。そんな訳で改めて選出してみた。
初来日もあったしね、フジも単独も。
今年は女性アーティストが(しかもミニマリズムを美学とした音楽性の)大活躍の年だったけど、その中でも彼女が引っぱってた。言わずもがな。
クロスビートで、フジロックのライブレポを書かせてもらったけど、この子は本物。
他に無い存在感に圧倒されました。
彼女の歌詞のことを考える時、増子さんに教えてもらったを思い出す。
6. Asgeir アウスゲイル「In The Silence(イン・ザ・サイレンス)」
これを聴くならまさに今の時期でしょう!
今年のラジオヒットは一番はファレルだったけど、このアウスゲイルも負けていなかった!
個人的には雪の中を歩いてHCWに行った日を思い出す。センチメンタル。
2月に初来日して、その後フジロックで再来日した時に、お客さんがものすごい増えていていつの間にか注目のアーティストになってたのが印象的でした。
今月は初のジャパンツアーもあるよ。チケットがあっという間に売り切れて、追加決まってました!
彼は、シャイで真面目なナイスガイでした。
7. Foo Fighters 「Sonic Highways」
デイブ兄さんの心意気にやられました。一生ついていきます!
アメリカの8つの都市の、8つのスタジオで録音された、8つの曲。
このアルバムの制作を追ったドキュメンタリーも博物館に置いてほしいくらい。
後世に語り継がれるべき内容!
アルバムだけの評価でなく、そのドキュメントでだだ漏れする音楽愛も込みで素晴らしい。
感動的なラストナンバー「I'm a river」で落涙。
8. St.Vincent 「St.Vincent」
あちこちの海外メディアで上位になってますし、クロスビートの年間ベスト号ではこれがトップ1でしたね。
前作も大好きですが、更に腹を括った内容で、相変わらずかっこいいぜ姉さん。
アートロックの美学をポップミュージックとして広めたことも意義深い。
フジロックでも凛としてかっこよかったけど、2月にはまた来日が!(HCWも単独も)
この人のライブは凄いから、未見の方は絶対です。今作以外からもたくさんやってくれるであろう単独公演は、ギター好きも見所満載なはず。
9. KASABIAN「48:13」
やってくれるね、カサビーは。彼らが出てきてポーンと売れたあの頃とは音楽シーンも変化していて、置いてかれないようにともがいたり、その中で解散を選んだりするバンドもいる中で、我が道を進みながら新しくて面白いものを取り入れて足元を固めるカサビアンは偉いよ。
ソニックマニアでは、EDM勢にお客さんを持っていかれ気味だったのがちょっと悲しかったけど、確実にかっこ良いステージだった。大拍手!
10. Kimbra「The Golden Echo」
キンブラ!日本のキングブラザーズじゃないよ!ゴティエと歌ってた女の子ですよ!グラミーも一緒に受賞してたあの子だよ!
前作「Vows」も大好きな作品ですが、これは更に上を行ってる!天才&変態!
ポップとR&Bとヒップホップと・・色々ミックスしながら、一筋縄ではいかない”自分の音楽”を爆発させてる。
同業者にも好かれていて、90's musicという曲だけで言うとミューズのマシュー・ベラミーがギターで参加、フォスター・ザ・ピープルのマーク・フォスターもコーラスをやってます。
他の曲でも錚々たるミュージシャンが参加しているし、彼女のユニークな才能は玄人たちをどんどん魅了。
ここまで挙げた10枚で、ニュージーランド出身の女の子が2人も入ってるのはちょっと面白いですねー!ここ数年、ニュージーランドに俄然興味が。
と、ここまでは一応順位を付けましたが、他にも好きなだった今年のアルバムあれこれ・・・
・Pink Floyd 「TOWA~永遠~」
・Ariel Pink「Pom Pom」
・SIA 「1000Forms of fear」
・Jack White 「Lazaretto」
・Coldplay 「Ghost Stories」
・Ben Watt 「Hendra」
・Taylor Swift 「1989」
・アンドリュー・マクマホン「In The Wilderness」
・Ed Sheeran 「X」
・クリストファー・オーウェンス「A New Testament」
・The Horrors 「Luminous」
・Weezer 「Everything Will Be Alright In The End」
・ファレル・ウィリアムス 「GIRL」
・Vaselines 「V for Vaselines」
・Blonde Red Head 「Barragan」
・Flying Lotus 「You're Dead! 」
・Karen O 「CRUSH SONGS」
・ディアンジェロ 「Black Messiah 」
・Warpaint 「Warpaint」
・Tegan&Sara 「Heartthrob」
・The Black Keys 「Turn Blue」
・The War On Drugs 「Lost In The Dream」
・The Royal Concept 「Goldrushed 」
・Pixies 「Indie Cindy」
・リリー・アレン「Sheezus(シーザス)」
何かを忘れていそう・・
綴りなど色々心配ですが、一旦ここまでにしましょう!
2015年も素晴らしい音楽との出会いに期待!