新エリア「ミニオン・パーク」、行ってきましたッ!!
もう行った話自体はTwitterなどなどでもう既に話しましたが、今回はちょっとだけ詳しくミニオン・パークについて書いていきたいと思います。
まず私が最初に行ったミニオン・パークは初プレの4月18日。
この日は工事の壁も取り払われ、写真のように初めてエリアの全貌が公開され、多くのひとが「もしかしてプレあるんじゃないか?」と噂し、朝早くから集まってきていました。^^
これが朝の8:00くらいのお話です。
時は流れて午後2:00すぎ。さすがにチラホラ「今日はプレないんじゃない?」とのうわさが流れて、朝から待機してたひとの大半が帰ってしまったようです。(実際私も飽きて、友達とザ・フライング・ダイナソーに行きました。楽しかったです)
帰ってきて、クルーさん(コンシェルジュのひとかな?)にプレがあるかないか聞いたら、「"ない"とは断言できませんが、我々クルーは今日"ある"とも聞いていませんので…」とコメントされ、もうさすがにないかと思って帰ろうとしたら………。
ミニオン・パーク、プレオープン決定。
なだれ込むように入って行って、さっそく新アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド(DESPICABLE ME MINION MAYHEM)」を体験することに……!!!
こちらは知っての通り、以前あった「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」を流用したアトラクションです。なのでライドも8人乗りデロリアンの面影が残ったまま……!!! 久しぶりの再会。
この「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」は本場アメリカにあるオーランドとハリウッドのパークにもあるアトラクションです。ただし、"バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドを流用している"のは日本のUSJだけですので、かなりオリジナル要素が強いものになっています。
ここでは良い意味で、です。
どういう意味かはまた後ほど説明したいと思います。
で、バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドのキューライン(待ち列)ももちろんそのまま使われているのですが、展示物などがかなり増設されており、以前よりも凝った作りになっていました。テーマパークらしいキューラインですね。並んでる間も楽しかったです。
そして待ち列は細い廊下へと続いていきます。
ここからキューラインは以前の面影はほとんどないくらい変貌しています。
廊下はグルーの家を再現した造りになっていて、壁にはアグナスが描いた可愛いラクガキもあります。ここらへんの環境演出がぐっときますね。
そしていよいよアトラクションへ……の前に、プレショーがあります。TDSのタワー・オブ・テラーのように、ライドに乗る前に 物語へ引き込む導入部分の演出があります。
ユニバーサル・スタジオのアトラクションではかなり珍しい形式です。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドにもありましたが、正直やっつけ仕事感があり、物語の導入部はあまり機能してませんでしたが、ミニオン・ハチャメチャ・ライドの場合は みっちり あります。
ライドに乗り込む前にストーリーを確認できますヨ!!
いよいよライドへ
これは本当に楽しかったです。バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドの映像を変えただけのはずなのに、全くもって別のアトラクションとして楽しむことができました。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドを流用しているため、図らずとも"世界初のドームスクリーンを駆使したミニオンライド"になっていますが、本当に素晴らしい出来です。私は本家のミニオンライドに乗ったことはありませんが、確実にUSJのほうが完成度が高い仕上がりになっています。
ドームスクリーンは以前は"線"があって映像中邪魔でしたが、すっかり綺麗にされ、3Dゴーグルをかけずに没入感に浸れる世界観をつくれていました。
USJ用に合わせて、一部 日本オリジナルの映像も含まれていますしね♪
個人的にはハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーの時みたいに「3Dゴーグルに進化しましたぁ!!」とリニューアルするのはやめてほしいですね。あれは本当に"進化"ではなく"退化"でした。
USJのゴーグル方式を導入したハリウッドではあまりに不評すぎて、ついに廃止されてしまいました。
そしてライドアトラクションとしてはかなり珍しいですが
"ほっこりする感動ストーリー"です。
もう冗談抜きで、私たちのグループ(知らない人もふくめて)、「あーっ大変だぁ」「わーっかっけぇ」「くぅぅぅ…イイハナシダー涙」って声を上げて騒ぎました。もうちょっとホロ泣きしましたね。
さてさて、アトラクションを出ると
ミニオン・パークのエリア、映画に登場した街並みが広がっています。
このミニオン・パークはUSJオリジナル要素の強いエリアになっています。本家アメリカにこんな街並みまでは再現されていませんしね。
「USJオリジナル」と言っても安心してください。映画『怪盗グルー』シリーズを手掛けたユニバーサル・スタジオのイルミネーション社が監修しているので、クオリティの高さははんぱじゃないっす!!!
どうクオリティが高いかというと、一言では言い表しにくいですが、「ミニオンがたっくさんいる(だけ)エリア」なんていうファンがっかりの世界観ではないということです。
こちらをみればなんとなく言いたいことはわかると思います。
映画に登場したキャラクターたちです(しかもチョイスがちょっと渋い)。この徹底した世界観は流石イルミネーション社が監修をしてくれただけはあります。
実は『新エリア「ミニオン・パーク」はなんとUSJオリジナルのエリアになります!!」と聞いて、最初はかなり心配していました。
その……完成度とか、完成度とか、完成度とか…汗。
たぶん最大の要因は記憶も新しい「ザ・フライング・ダイナソー」があるからでしょう。
この「ザ・フライング・ダイナソー」はUSJでは最初で最後になるかもしれない映画『ジュラシック・パーク』をテーマにした新アトラクションです。建設前は多くのファンが楽しみにし、その完成度の高さを期待していました。
USJ自身、かなりクオリティにこだわったと何度も何度も発表してましたし、期待値があがったのも当然ですね…。実際 ファンの私もこのブログで何度も建設レポートをしてきました。
しかし実際は映画がテーマとは正直名ばかりにも感じる完成度でした。たしかにザ・フライング・ダイナソーは大ホームランをたたき出すほどの大人気を博しましたが、それはあくまで"世界最新のジェットコースターだから"という理由だからです。"アトラクションとして"はほとんど誰も見てくれませんでした。
ネットや一般の評価でも、「コースターとしては楽しめたけど、アトラクションとしての出来は 素人目から見てもイマイチ」で、クオリティに対する評価はかなり良くなかったです。
「『ピーターパンのネバーランドの海賊船のクオリティが不評だった…』云々という、それこそ少数派中の少数派の細かい意見をすごく気にしてた割に、このクオリティはUSJ的にOKだったの…汗?」
……とすら、ちょい思いました。
あ、もちろんザ・フライング・ダイナソー自体は私は大好きですよ???
ただやはりそれはジェットコースターとして好きなのであって、"アトラクションとして"では…
そこから「USJオリジナル」という言葉が魔の言葉にすら感じるほどでした。なので、最初に心配していたと言ったのはこれのことです。一応「イルミネーション社がじきじきに監修してくれる」との報道もあったので、まだ少しは安心でしましたが。
そして今回のミニオン・パーク、本当にクオリティが高かったです。
ネットでも 「USJオリジナルにしては最高の出来」、「かなり凝ってて楽しめた」と、小さいエリアながら絶賛の嵐でした。
未だに私はクオリティに関する批判的なコメントを見ていないくらいです。
やっぱり餅は餅屋ってカンジがしました…。有識者が制作にかかわってるだけで完成度は全然変わってくるものです やはり。
USJの期間限定アトラクションも評価が高いのは たとえばアニメのイベントだったらアニメのスタッフだとか、ホラー系だったらお化け屋敷のスタッフだとか、詳しい人が監修してるのはみんな完成度が高いですよね。今後もこの調子でもっとテーマパークとしてのこだわりを見せてほしいですネ。
ミニオン・パーク、ホントに楽しめます。
ミニオンが大好きな人はもちろんですが、映画『怪盗グルーの月泥棒』が大好きなひとにはさらにオススメなスポットです。是非足を運んでもらいたいっす♪♪♪
以前も紹介しましたが、エリアの様子を動画にしました。是非見てくださいッ!!!