エンジョイがこんなに安くてごめんなさい

いとしさと切なさとエンジョイ

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遊びに来てくださった
皆様のおかげで、
私のミニマル生活の工夫などが
本になります（6/1発売）
Amazonで予約が始まりました。
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「家事」が最高に楽しかったのは

初めて一人暮らしをした

１８歳の頃です。

部屋も家電も自分のもの、

料理もほとんどしたことが

なかったので

リアルな火を使えるという

「おままごと」をエンジョイしました。

結婚した頃もそれほど

「家事」が重くのしかからない

気ままな暮らしでした。

楽しくて苦にもならなかった

「家事」が大変面倒になり、

自分がとても縛られるような

気がしてきたのは

いつからかちょっとわかりませんが、

気づいてみれば私は

「家事、全部大嫌い、

どこかにいってしまえ」という

局面を迎えていました。

片付け、洗濯、掃除、料理の

全てが大嫌いで

絶交したい気持ちでした。

「素晴らしい家仕事」

「子どもと楽しむ家の仕事」

「輝くハウスキーピング」的な

本も情報もたくさんあり、

自分でもそんな情報を片っ端から

読み漁り、家仕事の素晴らしさを

体感しようとするも、

読めば読むほど心のどこかで

「そんな風に思えるか！家事、

最強に面倒、大嫌い」

という思いがくすぶり続けました。

ミニマリストになりたいと

猛烈に思ってからは

家電も水切りかごも手当たり次第に

投げ捨ててひた走ってきました。

クレジットカードを止めたことを

素敵風にブログに何度か書いていますが

止めた時の実際は気持ちは

燃えたぎっていて

解約したクレジットカードは

ハサミでバッサリ切って

ゴミ箱に叩きつけています。

買い物も極端に減らすと

スペースが空いてきて、

やっとの事で私は

自分の時間を得られました。

家事にきらめく素敵な女を

目指したくて我慢して

「家仕事を楽しむ」などど

自分をごまかしていた頃は

相当病んでいたと思います。

「ふざけるな家事！」

「家事なんて大嫌いだ、顔も見たくない」

と憤る自分の気持ちを隠さずに

自分で考えてみたら、

吹っ切れてきました。

どうしてこんなに嫌いなんだろう、と

考えてみると、私には単純に

自分が楽しむ時間がありませんでした。

?

「家事」を叩きのめすよりも

自分の楽しむ時間を捻出しようと

生まれ変わる気持ちで

物も家事も減らし続けています。

「豪華な空間」とか

「立派な空間」は知りませんが、

「風の通る空間」は

物がなければ片手間で作れます。

仕事で疲れて、

「床に倒れてエレカシを聴こう」と

部屋をふらふらさまようとき

私は幸せです。

大好きなのは「家事」です、

趣味は「家事」です、と

私がいうことはこれからもない

気がしますが、

大嫌いから少しずつ

仲直りしてみると

大嫌いな時も好きな時でも

「家事」が私にいろいろなことを

教えてくれているとわかります。

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