阿部に全俺が泣いた
さかな さかな さかな~♪
さかな~をたべ~ると~♪
あたま あたま あたま~♪
あたま~が良く~なる~♪
プロフィール
名前:糸魚川 宗志
出身校:札幌市立藻岩高等学校
戦績:全日本選手権4- 7位
一言:ラストシーズン、やるべきことをやって最高のシーズンにします。
筆:「ボートを始めたきっかけは?」
魚:「親父がボートしいて親父の影響が大きかった。ボートやれと言われとったな。高校までずっと野球していたけど、最後の学生生活ってことでとりあえず新歓に行ってみた。声かけられたら行ってみようと思ったけど、声かけられなくて自分から行った。それで雰囲気もよかったし、水上でするスポーツってのが新鮮で入った。」
筆:「いつぐらいからボートやれって言われてたの?」
魚:「小学校ぐらいから言われていた。ボート漕いでる写真が家にあって、なんだかんだ身近な競技だった。環境があったらもっと前からやっていたかも。」
筆:「入る前と入ってからのギャップは?」
魚:「楽そうに思っていたのに、いざやると痛い目見た。ナックルレガッタで500m漕いであとこれを3本分漕ぐのかということに絶望した。」
筆:「ボート選手として振り返って。」
魚:「入部したときは花形のエイトで勝つ姿を思い描いていた。でも、エイトに乗れなかった。同志社自体勝ってなかったのもあって、違う種目もありかなと思った。4-とか乗ったけどエイトで勝つのは注目も集まるし、人数が多くて難しいけど勝った時の喜びが大きいからエイトで勝ちたい。選手として振り返ってだっけ?」
魚:「2回生の朝日から試合で出だして4+でべべだった。その年の全日出ることになってその時に4-乗ったのが転機となった。インカレも4-漕いだけど全日の4-は進み方が、滑るとか船が走るというのを初めて味わえたのが4-だった。いい経験だったけど、除外というこれまた珍しい結果になってインパクトが残った(笑)。で、この感覚を味わいたくてシーズン後もう少し我慢したらいいんじゃないかと思って練習頑張った。そしたら朝日でエイトに乗らしてもらえたのが思い出にある。」
筆:「これからどういう選手でありたい?」
魚:「体力的にも技術的にも高くないけどネガティブにならずに、ボートを楽しむボートを走らせて勝つところにつなげる気持ちを持ち続けていたい。それと、試合前にやらかすから自己管理の甘さが課題。」
*彼は東日本前にカンピロバクター食中毒になっていた。
筆:「頭ぶっ飛んでいるところあるけど何で?」
魚:「確かに昔から変わっているのもあるし、もともとやね!」
筆:「頭ぶっ飛んでるエピソードある?」
魚:「高校の時に朝練しにチャリ漕いでて、普段はつけないイヤホンをその日は聞きたい音楽があってつけてたら、頭たたかれて一回目はほっといたけど、何回も叩かれるからなんだこいつは!って振り返ったらカラスやって、そのあと全力で逃げた。」
筆「...。それ、頭叩かれたエピソードだよね。」
魚:「小学生の時冬に学校にぼーっとしながら歩いて通ってたら、学校ついて、自分が歩くとキュッキュッキュなってて、ボーっとしてたから上靴に履き替え忘れたことがある。その一回だけだけど(笑)」
筆:「やばいなぁ」
魚:「本当一回だけ!そのあとちゃんと掃除した!雪で靴が濡れてて音なってた!」
筆:「そういえば雪合戦の話もあったよね」
魚:「あれ言っていいんか笑」
魚:「小学生の時に数人悪い奴がいてそいつと遊んでて、図書館で雪合戦した。本でガードしたりしてたから何冊かダメにしちゃった笑。」
魚:「他にも小学生の時だったら、冬に学校の教室から紙飛行機を投げて誰が学校の近くの川まで飛ぶ優秀な紙飛行機作れるか選手権をしていたことがある。春になって雪の中から何十個も紙飛行機が出てきたなぁ。」
筆:「悪ガキやな。今年の春から妹が入部したけどどう?」
魚:「最近やけど、ダイニング入った時に後輩がお疲れ様です言うのに、妹だけ俺が入った時に挨拶やめるのはいかがなものかな笑。」
魚:「妹ネタで言えばあとは、、やっぱり4人兄妹で女3人だから家に帰ると遊び相手が居なくてデュエマとか無理やりやらせてたのは今になって申し訳ないと思う。」
筆:「それみどりも言よった!とどめの刺し方教えてもらってなくて最後どうしたらいいかわからんくて勝てんかったって」
魚:「そやった。申し訳ない。確かにそうやった最終的には教えたけど序盤は負けたくなくて止めの刺し方教えなかったなハハハハ。そんなこともあったなぁハハハハ」
ガチャ
古賀:「そーちゃん何しちゃってんの?」
おびえる糸魚川
魚:「取材受けてて、、」
古賀:「俺の許可なしでそんなことしていいんか!」
筆:「もしかして、、二人は、、、」
古賀:「ヒッ!」
終始笑顔で取材に応じてくれた。昔は今のような良い奴というよりただの悪ガキだったみたいだ。ふざけたエピソードをいくつも持っている。丸くなったとはこういうことなのか。これからも楽しみながらボートを漕いでほしい。
古賀のイメージ(過去のブログから引用)
そっくりな糸魚川兄妹
左:宗志 右:みどり
取材協力者:糸魚川 宗志
ゲスト:古賀 寛之
(取材・文/阿部 正典)